インソールの話1

NPO法人オーソティックスソサエティー会員
日本靴医学会準会員・日本義肢装具学会会員 

おかげさまで25周年!

 

「歩き方・足の動き」から障害や靴合わせへのアプローチ

その1
アーチの高さ・長さは「歩き方」で決まる!

インソールで「悪い歩き方を改善」すると、「靴のフィット感」だけではなく、「足や膝、腰の痛みなどの症状」も劇的に軽減される事実は余り知られていません。
・3つのアーチを作ることはインソール製作の基本(静的インソール)
 足趾を使いやすくする
 圧を分散して免荷する
 足部を安定させる
・3つのアーチは足の動き・バランスを大きく変える (動的インソール)
 特に左右の内側・外側アーチの高さ、長さの変化によって「足の動き・蹴りの強さ」も大きく変化します。このことから、「歩き方(歩容)・足の動き」を把握することが最も重要となります。足型を基に製作している方々はこのことを理解されていないのではないかと思います。
実際に、1mmの小さな部品を貼り付けるだけで、歩き方は大きく変化しますから、足型を取るだけでアーチの長さ、高さを決めるのはある意味無謀とさえ言えるかも知れません。
インソールを入れることにより、かえって「足の動き・バランス」が崩れてしまい、足や膝,腰の痛みなどの症状が悪化する原因になる可能性もあります。実際に悪化していたとしても、もともと効果の検証はされていないわけですし、製作者側も消費者側も知識や動的な視点がないので問題視されません。無知同士の上に成り立っているビジネスではないのか?
 ・歩き方の変化を確認しながら母趾の活性、踵の安定、ウィンドラス効果などを目的にターゲットポイントを決めて、小さな部品を追加したり、削ったりして行くノウハウと技術は、長年の製作実績でしか裏打ちさない職人技です。

「歩き方・動き」を考えないインソールには大きなリスクが!

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